otaktmのブログ

チェンマイより発信

3101.チェンマイ銀砂館の日々■<September Songが聞こえる> 2019/08/26

 タイトルは1950年の映画“旅愁 ”のテ-マ曲、因みにジジイが生まれたのわ1943年とユーこと蛇。そんな些末は措き、映画も哀愁を含んだ曲もイイ。知らなかったらググってみるとイー、騙されたとは思わないだろう。  で、曲の一部を抜書くと、『Oh, it’s a long, long while from May to December/But the days grow short when yo…

3100.チェンマイ銀砂館の日々■<チョムトン寺> 2019/08/25

 きのうはチョムトン寺まで足を延ばしてみた。どこでもよかったのであるが1年ほども行っていない、ということで選んだ。片道70kmほどを1.5時間もバスに揺られて行った。料金は35バーツ(≒100円)、車掌もいたが、前後のドアは壊れていて開け放し。行き帰りは別のバスだったが、両方ともドアは閉まらない…。  金の仏塔にはお釈迦さまの遺骨が安置されている。第三級王室寺院、子年の寺でもある。土曜日だったが…

3099.チェンマイ銀砂館の日々■<ことば> 2019/08/24

❶ 色模様:(1) 彩りの美しい模様。美しい染め模様。(2) 歌舞伎などで、恋愛感情を描写する場面。また、その演技。主として淡く単純なものをさし、濃厚なものをさす濡れ場と区別される。 で、銀わ76歳、さすがにこの歳になると「色模様」などとユー、ウジャケたものとわ縁遠くなったな。昨日もワル毒針男と話す機会があったが、ジジイの見るところ未だ枯れきっとラン、ワルイ遊びで身を亡ぼすヨーなことがあってわイ…

3098.チェンマイ銀砂館の日々■<住職の誕生日に書いた> 2019/08/23

 昨日はブアク・クロク・ノイ寺の住職の誕生日だった。ご老女さまは早朝より起きだして、赤飯をお作りになった。9時から、何だかお祝いの行事があるヨーなので、それより早く行って“dutyだけはやっつけておこう”とユー、見え透いた魂胆である。訳の分からん式典に巻き込まれでもしたら末期高齢者のこと、何が起こるか分からん…。  でき上った赤飯と何がしかの祝い金も用意して、片道50分ほどの寺に向かった、とユー…

3097.チェンマイ銀砂館の日々■<訃> 2019/08/22

 同期会から会合の知らせが届いた。チェンマイに来て15年の年月が過ぎ、知人との縁も細くなるばかり・・・。とにかく欠席のmailを入れた。それはそれでイイのだが、よくないのは案内状に添付されていた仲間の現状である。  数人が物故者名簿に加わっている・・・。ジジイが76歳ということは、みんなも同じような歳、ということである。御託を言うまえに、とにかく仏壇に祈った。かように、訃は時を選ばないで入ってく…

3096.チェンマイ銀砂館の日々■<多忙> 2019/08/21

  昨8/20もずいぶん忙しい日であった。20年前に亡くなったバアサンの誕生日ということで早朝に起床、丁寧に祈った。それからどこかゑ行ってみっか、とユーことで、ターペー路のほうに出かけた。チェンマイ一番の繫華街である。ご老女さまによれば、行くとこわイッパイあるの蛇と・・・。 ❶貧民窟を出た曲がり角の家にいるメニーに餌をやったデス。鳩も大喜び、とユーことです。 ❷ご老女さまわ、ワロロット市場で小物…

3095.チェンマイ銀砂館の日々■<バカ話 (2)> 2019/08/20

  毎度おなじみ夏の友、“泡立つ水ですねェ”。ジジイは市場で買ってきたニンニクを醤油に漬けて、“自家製つまみ”を作っておるデス。評判もナカナよくて、毒針男どもも喜んで食べよります。そんから、先日スーパーでめっけた、“サクサクのいか天”とユー、優れものです蛇。イープン製ですよ日本製、“高いが美味い”とユー奴です。  今日は20年前に亡くなった母の誕生日、花を買ってきて供えました。明治のをんなです。…

3094.チェンマイ銀砂館の日々■<バカ話(1)> 2019/08/19

 原稿の作成を忘れていた。あわててバカ話題を集めて、それらしくデッチ上げようとユーこと蛇。  一里ほど離れたノイ寺(ブロク・クロク・ノイ寺ツーのが正式名称)にワル住職をからかいに行ってきた。一里ツーのは分かるネ、4kmほどの距離だ象。銀がガキのころは、こんな尺貫法で言っていたの蛇。実は何度か行っていたの蛇が、このワルは逃げ足が速い。  「日本のお盆に合わせて何度も来たのに、どこをほっついておった…

3093.チェンマイ銀砂館の日々■<残暑見舞い> 2019/08/18

 一昨日のことだよ。そりゃ毎日のお参りは欠かさないが、送り火も焚かないで遊び暮らしている…、とユー“罰当たり”生活である。離れた寺で権勢を張っているワル住職のところに行くのは、時期はずれの18日とユーこと蛇。  16日でもよかったの蛇が“仏日”である。檀家が押しかけておりワルは説法なぞをしておる。間違ってそんなところに行くと、檀家の後ろに隠れていても小僧が走ってきて、「住職が前に出てこい、と言っ…

3092.チェンマイ銀砂館の日々■<15日も曇り (2)> 2019/08/17

 書くことがない、とユーわけでもないが。‟終戦の日“の続きじゃ。どんより空の下を二人で出かけたナ。  先ずは角の家のメニーに餌を届けることから。が、呼んでもメニーが出てこない。ハトやギーギー鳥ばかり50羽ほども寄ってきて「餌を寄こせ」と大騒ぎ。狙いはエサの中のdog food、銀机の横には10kg入りの大袋が置いてあるのデス。邸宅の奥さまと話したところ、「メニーは病院だ」とか。メニーも歳なのだ・…

3091.チェンマイ銀砂館の日々■<15日も曇り (1)> 2019/08/16

 15日は台風10号に痛めつけられた人も多かっただろう。最近のチェンマイも晴れるコターないナ…。が、外出に傘は持たん。運わるく雨に出会ったら雲助タクシーとユーことデス蛇。  そんなどんより日和の中を、毒針男は一時帰国に旅立った。マァ、日ごろの態度のワルさを天帝も見逃さなかった、とユーこと蛇ロー。香港で中継、とか喚いておったが、ドーなった蛇ローか。  銀はズボンを2着作ることにした象。「ナマステ!…

3090.チェンマイ銀砂館の日々■<メール> 2019/08/15

❶月レポの返事が揃ったのが11日ころ。何十回たのんでも苗字の誤字を改めない、個人情報記載のモデルを示しているのに、書かないのがいる。面倒なので、次回からは配布先を大胆にcutしようと思う。 ❷花のターペー路で本を扱っている店のワル親父からmailがきた。「銀砂館が読めない!」とユーのである。「文句はyahoo屋に言え! 銀砂館はアメーバ屋、ムラゴン屋 & エキサイト屋などに移動したの蛇。そんなこ…

3088.チェンマイ銀砂館の日々■<歌会始め> 2019/08/13

 令和2年の歌会始めのお題は“望”。応募の締め切りは9月末日、とにかく腰折れをでっち上げた。海外在住の特権を最大に利用しようとユー魂胆である。★ 日本国内からの応募であれば全て筆書きであるが、タイならパソコン使用OKなど。  飛び飛びではあるが、隔年ていどには応募させていただくのは、どこか和歌のもつ魅力のようなものを感じているからである。‟入選?”、そんなバカは思ったこともない。ただ、古式ゆかし…

3087.チェンマイ銀砂館の日々■<晴れないチェンマイ> 2019/08/12

 チェンマイは連日の雨、飛び立った飛行機は直ぐに厚い雲の中に隠れる。昨日の朝も傘の用意だけはして歩き始めたが、たちまち本格的な雨に変わったので引き返した。気温も千葉の方が高く推移しておるな・・・。  ピン川を渡らない日はないが濁った満々の水。雨が降ると上流の先生が『チェンマイは大渇水、ピン川が干上がる日はちかい』、とユー“世紀末文書”を発しておられるが、さすがにバカバカしくなって拝読は止めた。『…

3086.チェンマイ銀砂館の日々■<先輩、ご来駕❷> 2019/08/11

 先輩は傘寿目前である。一つ二つしか違わないワルガキどもが、銀のことを、「先輩!」などと、軽く呼ぶのとは全く違う。先輩が歳を召された、と思ったことがある。その一つがヒゲである。「なんですか、それは?」「チョット思うところがあってナ…」。  ヒゲも生え揃わない虚弱体質の銀とは違い、先輩のヒゲは、一応は生えている。惜しむらくは、先輩は“黒毛和牛”の遺伝子をもっておられないこと。加えて“剃りの技術の未…

3085.チェンマイ銀砂館の日々■<先輩、ご来駕❶> 2019/08/10

 先輩から連絡が入った。「チョット遊びに行くんでチョイ会おうや、いつがエエかァ?」「いつでもエエんですが、寺の調査に追われとるんです…」。北の御方とユーか、北の政所と申し上げるべきか、もご一緒の由である。「ソソーの無いようにセーヨ」「ハハー」、とユーヨーなことで、ご指定の高級食事処には、ご老女さまと一緒に少しく早めに行き、お待ち申し上げた、とユーことである。  前においでになったときは、ずいぶん…

3084.チェンマイ銀砂館の日々■<南方熊楠> 2019/08/09

 異国の田舎の貧民窟のあなぐらに逼塞して、寺の調査をしているなどと喧伝されると、コロッと騙される人もいる。たとえば、尊敬措く能わざる写真のセンセである。真面目に写真撮ってりゃエエのに、チェンマイジジイの処にmailを放り込む。「古刹の写真を撮るためには、歴史なども知っておかんと、いかんのです…」「で、ご用件は?」・・・。  ジジイが巣くう貧民窟わ歴史的な建造物である。壁の隅などには蜘蛛の巣や虫の…

3083.チェンマイ銀砂館の日々■<牧水> 2019/08/08

 短歌入門 はじめ/の/はじめ 安永蕗子(東京美術)を見る。併せてnetなどもパクリながら・・・。 幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく  酷似した詩、カール・ブッセの「山のあなた」。牧水の「幾山河」とカール・ブッセの「山のあなた」が多くの人々に愛唱されているのは、青春期に誰もが一度は抱いたことがある感情を、見事に表現しているから。 白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずた…

3082.チェンマイ銀砂館の日々■<古ーい写真> 2019/08/07

 ご老女さまは腰が重い。壁に掛けてある写真を整理したですが、勝手に動かしたりすると怖いです蛇。そこを騙しだましお願いして、どうにか整理のご許可をいただいた。となれば、お気の変わらないうちに片づけましょう。  安貧民窟の粗末壁に掛けていた、少し重い額入り写真をとりだし、それらしく作った厚紙細工の板に並べました。この際、私たちと二人の子供と家族(全員が集合してもたった9人)が写っている10枚ほどの写…

3081.チェンマイ銀砂館の日々■<平和の日だとォ?> 2019/08/06

  早朝に起きだしてヒゲを剃り、身形を整えてワル副住職のクーカム寺へお参りに行った。二番目の姉は原爆で亡くなっているのである。「今日は原爆忌だ…」、7時ころのこと。訝るバカに多少の説明をするが、こ奴、あまり分かっていないようだ。ヤロー、このまま英語も分からんで住職にでも昇格すると、とんでもないことになる象。 サイシン(聖糸)を結ばせ、ご老女さまの通訳でバカ話を2~3分。「でわ、帰るケンネ…」「仔…