見るからに怪しータイトル蛇が、それがドーした。大ジジイの篤い信仰心わ正月なんかで止められるモンではない象。タイ正月の三が日も、大ジジイたちわ寺巡りをしたな、ウン。
　まずはワル住職のおるノイ寺、歩いて片道50分･･･。ご老女さま手づくりのケーキに加えて新年の賽銭、感激したワルは、イッパイ果物を呉れよったデス蛇。しかし心配は要らん、これらはタイの信者たちの家の庭でできたのを、寺に捨てていったモン蛇。果物は色んなところから頂くんで、貧民部屋は常に果物が溢れとるデス蛇。
　次わ、バスターミナルのところのクーカム寺じゃナ。この寺の副住職ツーのが、また気の利かん奴で、何を持っていっても、ロウソクと水のボトルを二つずつしか、呉れんツー奴。
　こうしてみると大ジジイは坊主ネコ（ニャー）恵まれとらんナ、うん。そのワルが、さらに嫌なことを言いヨッタデス蛇。「明日はワシの誕生日じゃ･･･」、それがドーした？ ところが、ご老女さまは鋭い。「あれわ私の手作りケーキの催促ヨ。明日わ、持っていってやらなキャー」。