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チェンマイより発信

3145.チェンマイ銀砂館の日々■<仏教> 2019/11/05

 寝ころんで仏教関連の本を眺めるという罰当りをしとる(いつものこと)。すると当然のこと蛇が、スッタニパータ[経集]、ダンマパダ[法句経]、ウパニシャッド[奥義書]、ヴェーダなどの文字が飛び交って訳が分からん。
 よく、『唯識3年、倶舎8年』とかユーのを聞くが、そんなもん10年やっても分かるコターないだろう。“寺屋”を詐称しとる手前、仏教・神道に関する解説や格言などを書いた駄本を見るが、とにかく碌なのがない。それは措く。
 バラモン教とそこから派生したヒンドゥー教である。これらに比べりゃ仏教なんざァ言っちゃなんだが、昨日今日生まれた、孫とも呼べないような存在である。ここの寺に行くと四面の神が祀ってあるが、バラモン神である。バラモン教と仏教の違い(net)
❶ 時代による変化:そもそもバラモン教というのは、仏教以前のヒンドゥー教に対して西洋の学者が名づけた名前。バラモン教というのは、古い時代のヒンドゥー教のこと。BC.2千年頃、西トルキスタンで牧畜を営んでいたアーリヤ人がインドにも侵入し、先住民も帰依させて社会に組み込む。こうしてアーリヤ人の宗教とインドの先住民の宗教が混ざったのがバラモン教。バラモン教には開祖はいない。
❷ バラモン教は民俗宗教、仏教は世界宗教:仏教は、いつでもどこでも成り立つ普遍的な真理が教えられているため、民族の誕生神話もなく時代も社会制度も問わない。
❸ ヴェーダ:アーリヤ人の宗教は供犠。バラモンたちは、独占的な専門知識としての儀式や呪文を複雑にしていき、それを整理してまとめたのが“ヴェーダ”。ヴェーダは、知識という意味で4種類がある。⇒ リグ・ヴェーダ(神々への讃歌)、サーマ・ヴェーダ(歌詠)、ヤジュル・ヴェーダ(祭詞)、アタルヴァ・ヴェーダ(呪法)。
❹ 差別と平等:ヴェーダができると、それを補助する社会規範をまとめた法典が作られ。中でも最も完成度が高いとされるのが『マヌ法典』。そこには、『リグ・ヴェーダ』による世界創造神話があり、最高神の口からバラモン、腕から王族(クシャトリヤ)、モモから庶民(ヴァイシャ)、足から奴隷(シュードラ)が生じたと説く。[以下、略]
ヤー飽きることがないッス。いつもの倍のvolume、ゴメン!!

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