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チェンマイより発信

3143.チェンマイ銀砂館の日々■<座右の銘> 2019/11/03

  洪自誠の“菜根譚”である。東京農大の小泉武夫先生の書かれたものを読んだ。『~私なりに解釈すれば、西欧料理や中華料理のように濃い味やうま味の強い料理は、その場では美味しいと感じるが、食べ終わってしばらくすると、その美味しさの感動が薄れて直ぐに脳裏から消えてゆく。しかし、日本料理のように美味しさのなかに上品な薄さと淡さがあるものは、いつまでも忘れられない~。このやや長い名文を、私はその後、たった四字で表現し直した。「妙味必淡」で、「妙味は必ず淡い」である~』
 ときに祐木亜子さんの訳で菜根譚を読む。250頁ほどの大きな本であるが、きちんと要所を押さえてあり無駄がない。前にも書いたが、“名歌鑑賞”とかいう、まったく鑑賞のない駄ログを延々レポしているジジイとは全く違う。
 書いているうちにバカなことを思い出した。バカに「鑑賞を書け」とクレームしたところ、「これがオレの鑑賞だ」。普通なら、恥じ入って配信を停止する筈だが、バカには通じない。バカレポを送り続けるので堪忍袋の緒が切れた。「配信を止めろ、バカに付き合っている暇はネーんだ!」。

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