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チェンマイより発信

3664.チェンマイ銀砂館の日々■<原爆忌> 2021/08/07

 きのうは広島の原爆忌、爆心地近くの学校にいた姉の命日である。早朝というのは4時のことであるが、起きると直ぐにヒゲを剃ったりして、いつものワル住職のところへ行く準備を始めた。片道50分をかけて歩いて行くのである。バカどものチャンコロ宣伝が行き届いていて、最近は人出が極端に少ない。むろん観光客など皆無、赤バス(乗合タクシー)なども全く動いていない。
 そんな中のお参りなので住職は大喜び、早朝のことで信者などはいない。いるのは寺男のようなのばかり。このワル住職とはバスタミナールの傍にあるク-カム寺で副住職だった頃からの15年ほどの付き合いである。
 「きょうは姉の命日なんで、お参りに来たの蛇」「ソリャー、いい心がけじゃ」「そんなコター、ドーでもエエ。早うサイシン(聖糸)を結べ!」、とユーヨーなやり取りがあって、ワルはいっぱいの引き出物をくれた。ご老女さまとヒソヒソ話。「お布施、大丈夫だろうな?」「大丈夫、戴いた物の倍くらい包んであります・・・」。
 帰路を歩く体力は残っておらん。遠回りになるが市場に行く路線バスを押さえ、乗り換えたりして大騒ぎ。バスを降りてからも黄色の菊を買ったりして大疲れ。貧民窟に辿り着くと、そのまま2時間ほど前後不覚とユー失態。ヤー大変な一日だったとです。

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