ジジイはよく失敗をする。ゴミ箱に投げたものがマトモに入ったことがない。「照るな」と思って、掛けて出たサングラスが役に立ったコターないです。“マーフィーの法則”とかユーものもあるが、ジジイのは、そんなチャチなもん蛇ない。
　★デパートで「試食して！」渡された何かの欠片を床に落とした。★口に銜えていた体温計を便器の中に落とした！ヤバ！･･･が、それがドーした？ 拭いたり、チョコッと洗ヤー、済むこと蛇ァないすか。
　所ジョージ、世の中はジジイの常識とは少々異なっておるヨー蛇ナ。ご老女さまのご登場である。「汚い、捨てなさい！」「でもな！ 煎餅の欠片なら捨ててもエーですよ。体温計のホーは少し高価な日本製ですよ、ホンマに捨ててもエーんですかァ？」。ジジイは、そんなご意見に構うことなく煎餅を食ったり、体温計お銜え直したりしましたデスよ。「エエッ、何か？」「ものは大切にせんとイカンですよ、ホンマに」。
　デモですヨ、「こんなコター、17歳になったバッカの孫娘にゃ話せんデス」、ジジイにも多少の常識は残っておるんデス蛇･･･。今日は、日常の些細な出来事に多少の考察を加えてみたとデス。