otaktmのブログ

チェンマイより発信

3514.チェンマイ銀砂館の日々■<思い出すマハーバーラタ> 2021/01/13

 思い出すふた昔以上も前のカトマンドゥ時代。あの頃は日々の雑用に追われて、仏教のことなど考えることもなかった。が、そのヒンドゥ時代があったから、今の仏教銀があることは間違いない。本当に何十メートルおきにあるヒンドゥーの祠、その祠を争って手入れ・管理している人々、日本の金儲け寺などとは全く異なる世界が広がっていることに、ひどく打たれたことを鮮明に覚えている。話は変わる。
 仏教はヒンドゥーから派生したもので、釈迦という始祖がある。が、ヒンドゥーには始祖というものがない。教団を揺るがすような事件が起きたとき、準拠する経典がない。
 あるのは、ラーマーヤナやマハーバーラタのような叙事詩である。それは、空想物語などでは全くない。マハーバーラタの中にBhagavat gita(サンスクリット:世尊+歌)という詩編がある。世尊は世の中で最も尊い、の意で、仏の敬称・釈迦の敬称である。
 ときに、こんなことを思い出してみてわドー蛇ロー?

×

非ログインユーザーとして返信する