otaktmのブログ

チェンマイより発信

3444.チェンマイ銀砂館の日々■<buried grass> 2020/10/22

 「タイトルは何か?」と訊くの蛇ナ。「でわ、代わってnet に入ってヤッカ・・・」。
 埋め草:❶空いたところや、欠けた部分を埋め補うもの。雑誌・新聞などの余白を埋めるために使う短い記事。「埋め草原稿」❷城攻めのとき、堀や溝を埋めるために用いる草やその他の雑物。今日の記事わ、日ごろジジイが大切にしとる教養本の紹介、とユーこと蛇。
時間もひまもネーんで、いきなり取って置きの3冊を挙げてみる象。
仏教の人間観・講談社】大昔に薬師寺の住職だった橋本暁胤(後代の高田好胤などとわ全く違うことに留意)の手になる新書。止観などの意味が易しく説かれておる。
短歌入門・東京美術】歌人の安永蕗子の指導書には多くの名歌が収録されており、読み飽きない。秋草のなかに座ればわれも草同じ高さに風に吹かれて(林静女)。ただね、チェンマイのススキは違うよ。姿形は日本のものと同じ蛇が、丈はジジイの倍ほどもある象。
仏教語源散策・東書選書】90ちかい項目を、それぞれの専門家が執筆し、中村元先生がまとめられたもの。何度見ても、読み飽きることがない。
もっと書きたいが、紙幅が尽きた。

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