otaktmのブログ

チェンマイより発信

3332.チェンマイ銀砂館の日々■<誕生日> 2020/06/16

 昨日は二人の誕生日だった。存命なら102歳になる丈母と、カトマンドゥ時代にdriver を務めてくれたナラヤンの。仏壇に祈りながら思うこと。『いったい何をしているのだ? 梅雨入りのnews が飛び交っている。今年も半年ちかくが過ぎたというのに・・・』
 ナラヤンには“誕生日おめでとう”メールを送ったが、届かなかった。ネパールを離れて20年、元気であればいいのだが・・・。チェンマイは厚い雲、その下を何時ものように歩きながら野の花を摘んだ。それを花瓶に活けて、何度も拝む。
 『月日は百代の過客にして行き交ふ年もまた旅人なり』5月16日は“旅の日”、芭蕉は1689(元禄2)年3月27日(新暦5月16日)に奥の細道の旅に出た。他方、銀の旅のホーはいつ終わるのか見当もつかない。
 居間の食器台の上に憂愁の友を並べていたが、ご老女さまから怒られた。「邪魔になるから片付けて・・・」「スイマセン、すぐに片付けますデス」。銀机の上に移したがヤッパ狭いナ。簡単なことデス、腹の中に収めりゃイイんです。

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