別の月刊情報紙に投稿の場を変えた。チェンマイ旧市街の中心部にあった編集室にもよく遊びに行ったが、34回ほど投稿したところで、「編集方針を変える、会社も別の場所に移る」、というようなことで連載は終わった。半分英語の雑誌でやり取りも英語。英語でのやり取りには疲れたが、楽しい経験であった。
　そんな中から、チェンマイの寺に関する情報は、その辺りの小図書館などと同じくらい集まってきた。寺情報は銀部屋の三面を占める書棚から溢れ、ジジイにも訳が分からん状況でアルルの女。だが、それがドーした？
　トラブルにめげることなく寺情報の蒐集に励んだ結果、兎に角、情報を何とかまとめなけばならんことはジジイにとっても、ワル通訳のウアンの目にも明らかとなってきた。折々に作った地図も数知れない。で、考えました。
　今まで『投稿＆中断』が続いてきたのは、レポの発表を他人の情報紙などに頼ってきたからデス蛇。これからは、銀の寺情報は個人で発表する象。とにかくチェンマイの寺である。むやみに手を広げないで、旧市街の2x2kmほどの領域にある寺（いまは民家などになっている廃寺を含む）に対象を絞ってレポートを作ることにした。
　で、調査対象の４km２ ほどの領域にどれくらいの寺がある（or あった）と思う？「4~50軒かい？」「甘い！ 120軒ほどの寺があるの蛇」。続きはあした･･･。