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チェンマイより発信

3225.チェンマイ銀砂館の日々■<暇があると見る本 (4)> 2020/02/08

 まいにち2冊ずつと思っておったが、けふは3冊。いずれも日めくりカレンダーのヨーな本じゃ。
❼ことばの歳時記(金田一春彦・新潮文庫) 一日分約400字で綴られた歳時記に教えられることは多い。ジジイが、この駄ログを400字で書くことを目標にしているのは、昭和も末に出版されたこの本を、飽きることなく眺めているからである。金田一先生バンザイ!
❽中国古典・一日一言(守屋洋・PHP文庫) 昭和7年生の大ジジイ、中国文学者・・・との紹介であるが、イマイチ・・・。2月8日を紹介してミッカァ。『吉人の辞は寡く、躁人の辞は多し』⇒ ペラペラ喋るのは、百害あって一利なし。言葉はくれぐれも吟味しなければイカン象・・・。
❾きょうの杖言葉(松原泰道・海竜社) 明治40生まれ、瑞龍寺住職を務めた後、102歳で遷化。2月8日の言葉は、『擔雪填河(雪を担って河を埋む)』 有名な言葉で、ネットには次のように解説するものがある。
雪を運んできて河や井戸を埋めようとしても、折角の努力は水泡に帰すであろう。それを承知で敢えてするところに、宗教的行為の尊さがあるという教えである。これを「無功徳行」、あるいは「無所得行」と言う。
こうしてみると、ヤッパ金田一先生だな。

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