otaktmのブログ

チェンマイより発信

3157. チェンマイ銀砂館の日々■<晩秋> 2019/11/19

上田敏訳:  秋の日のヰ”オロンの ためいきの身にしみて ひたぶるにうら悲し~
堀口大學訳: 秋風のヴィオロンの 節ながき啜泣 もの憂き哀しみに わが魂を痛ましむ~
金子光晴訳: 秋のヴィオロンがいつまでも啜りあげてる身のおきどころのない寂しい僕には、ひしひし堪えるよ~
窪田般彌訳: 秋風のヴァイオリンのながいすすり泣き 単調なもの悲しさで、わたしの心を傷つける~
 日本は晩秋と云うより初冬なのだろうがCMは真夏日が続いており、サングラスと水が必須である。そんな日々の中でコンピュータを開き、ヴェルレーヌを引っ張り出す。読み比べると、矢張り上田敏だろうな…。
 ビザの問題があって領事部を訪問した。“Oビザ”か“OAビザ”かということが問題になっておるのでゲス。自分のビザが、もしも“OAビザ”なら100万円を超える費用が発生する、とユーことで多少の騒ぎになっとるの蛇。 パスポートをc’kすると、幸いに“Oビザ”との記載がある。ひとまずは“チョン”であるが落ち着かん。
  ヤッパ、日本国の領事部で確認しとかなきゃなるまいテ…。行ってきました。で、馴染みの担当の小母さんが、「Oビザだよ、心配は要らんケンネ」、と太鼓判を押してくれたとデス。「安心したなァ。ビイルだ、ビイルを持て」……。

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