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チェンマイより発信

3659.チェンマイ銀砂館の日々■<温暖化> 2021/08/02

 地球の平均気温が上がると世界の死者は減る【池田信夫:アゴラ 2021.07.20抜粋】
 池田は、医学誌Lancetを引きながら、『世界各地の10年間の超過死亡率の変化(%):地球の平均気温はまだ「最適気温」より低い。~過去20年で気温が0.5℃上がって死亡率が0.3%下がったのだから、今後しばらくは温暖化で死亡率は下がると予想される。~今回の調査には温暖化で起こる洪水などの災害による死者は含まれていないが、これも雪や氷河の災害が減るメリットとどっちが大きいかは分からない。今後、温暖化の死亡率が相対的に増えるとしても、それが寒冷化の死亡率を上回る日が、近い将来に来るとは考えられない。
 気候変動で騒ぐ人々は、暗黙のうちに現在の気温が最適だと想定しているが、地球の平均気温が上がって死者が減るのは、地球の平均気温はまだ最適気温より低いことを示している。最適気温はこの超過死亡率が下げ止まる気温だが、寒さによる死亡率は暑さの9倍。これが逆転するには、あと3℃以上の気温上昇が必要だ。巨額のコストをかけて温暖化を止めるのは、無益というより有害だ』、と書く。大ジジイの見解と同じである。
 為にする議論:その結果としての結論を出すことを目的とせず、まず結論があって議論をしたという体裁を整えるために行うもの。

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