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チェンマイより発信

3278.チェンマイ銀砂館の日々■<思い出す先輩> 2020/04/07

 最近、医学部娘に絡まれておるのじゃが芋、それで半世紀も前の雪の札幌を思い出した、とユーこと蛇。札幌駅から南に伸びるavenueには市電が走っておったナ。紅顔(厚顔とも)のガキだったジジイは、電車路から近い北12条の下宿に逼塞しとった。三階建てのボロ家で、ちょっとドタバタすると建物全体が揺れるとユー代物。
 「なぜ恵迪寮に入らんかったの?」、と訊くの蛇ナ。⇒オヤジの一言、「あんな寮に入ると赤になる」。そんな懐かしい大昔のことである。学校に近いだけが取り柄の、その幽霊屋敷に2~3年ほどもオッタかな・・・。で、タイトルゑ。
 その下宿には学生だけでなく、訳の分からん得体の知れんのがイッパイおった。ほとんどの住人とは一言も交わしたことがなかった。そんな中で知り合った、福津さん、中桐さん、柴田さんの三人の思い出は今も鮮明である。
 古だぬきの福津さんからは、よくお声がかかった。中桐さんや柴田さんも一緒である。「おい、この金で何か買ってこい」「ヘイヘイ承知の助」ということで、近くの雑貨屋に走るわけでゲス。すると、「なん蛇これは? 今日は日本酒蛇、こんなもんで飲めるかァ?」
 ヤァ、勉強させていただいたモンです。

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