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チェンマイより発信

3270.チェンマイ銀砂館の日々■<ルバイヤート (2)> 2020/03/28

 霊によって、よそ様ブログを丸写しとユー荒業蛇。『手元に小川亮作によるペルシャ語からの訳本がある。流麗で大変良い訳である。酒の他に驚くのは、アッラーの神の国ペルシャの人ながら、徹底した無神論、虚無主義、価値に対する懐疑など、イスラムの人々にとっての悪徳が果てしなく歌われるのである。これは驚きという他はない』
 ルバイヤートが虚無の歌、と言われる所以である。ジジイは若い日にこの歌集の虜になって以来、未だその呪いが解けないでいる、とユーこと蛇。昔はそんなのがジジイの周りにゴロゴロいたが、今はドー蛇ろー?
 「そう、あれと同じ蛇」「エエッ?」「そんなのまで説明させるんかァ。共産主義ジャよ、共産主義!」。先輩からよく言われたもんじゃ焼き。「若いとき共産主義に染まらないバカ。30過ぎてもそれから卒業しない大バカ」。歌集からもう一つ引いて、項を閉じるとスッカ・・・。蒲原有明訳の第95歌である。
  ナイシャプルとよバビロンよ、花の都に住みぬとも/よしや酌むその杯は甘しとて、はた苦しとて
  絶間あらせず、命の酒はうちしたみ/命の葉もぞ散りゆかむ一葉一葉に

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