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チェンマイより発信

3223.チェンマイ銀砂館の日々■<暇があると見る本 (2)> 2020/02/06

 銀が仏教に興味を持っておることは知っておるナ。千葉の家に帰れば山なす資料があるの蛇が、如何せんここはチェンマイ、ショボった本が数冊あるだけ蛇。本題に移る。
 ❸阿弥陀が来た道(百年目の大谷探検隊)[佐藤健 毎日新聞 \1524] ヤー、こういうのを見ると血が騒ぐナ、ヤッパ。添付された地図を眺める。ガンダーラ、カラコルム山脈、コンロン山脈、タクラマカン砂漠、テンシャン山脈、カシュガル、楼蘭、敦煌・・・。世の中には“西域屋”というのがおるが、分かるナァ。それにしても本作りはイマイチ、バカバカしく大きい活字はなんだ。ルビなど目障りなのがイッパイ・・・。
 ❹ガンダーラ考古遊記[A.フーシェ 同胞舎 \4800]地図が小さいのが惜しい。考古を謳っているが、チョイ届かんナ、ウン。玄奘三蔵やアショーカ王の名前も出てくるが、ただ懐かしい。
 その昔、中央アジアは地政学の焦点になった時期がある。S.ヘディン、N.プルジェワリスキー、大谷光瑞(25歳)・・・。西本願寺は、この探検隊派遣のために寺の財政が傾いた、といわれる。

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