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チェンマイより発信

3133.チェンマイ銀砂館の日々■<三種の鈍器> 2019/10/23

 昨日はお目出度い日であった。この原稿は、畏れ多くもそんな日に書いたのである。
 産経抄10/11を曳く。『今年のノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰さんは昭和60年ごろ、さかんに「三種の鈍器」という言葉を口にしていた。「三種の神器」をもじった造語である。当時、旭化成に入社して10年あまり、新型電池の開発に取組んでいた。「鈍器」とは銀塩写真フィルムとレコード、そしてエジソンが原理を発明したニッケル・カドミウム二次電池(蓄電池)を指す。いずれもエジソンが活躍した1900年前後に世に出て以来100年近く使われてきた。「この3つは近く、全く新しいものに取って代わられる」というのが吉野さんの持論だった~』
 含蓄のある言葉である。ちかく別の何かにとって代られるものは、吉野先生のご専門分野に止まらないだろう。
 ジジイは、ワルDr.とワル通訳に縛り付けられていて病院通いをしておるの蛇が、いまに検査のために病院に行くなんてことはなくなるだろう。そんな考えを敷衍していくと、結局残るのは精神的な分野ということになるのではあるまいか。なに、「精神もコンピュータにとって代られるのでわないか?」というの蛇ナ。「そったらコター、ジジイにわ分からん…」。

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