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チェンマイより発信

3728.チェンマイ銀砂館の日々■<秋、そして酒> 2021/11/08

◆最初に! 投稿サボりが多くて申し訳ありません(ペコ)。何しろ、生きとる裡に片付けんとイカン雑用・・・。ペコリの後はヤッパ歌でセウ。酒の歌聖、若山牧水などドーでしょう?
❶ 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ
大意:秋の夜長、ひとり静かに酒を飲み、来し方行く末を思い人生を考える。みんなで楽しく飲む酒もよいが心を清ましてひとり飲む酒はまた格別の味わいである。
❷ かたはらに秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな
大意:小諸城址に虚しく座っていると、傍らで秋草の花が言う。「亡んだものを想うとしみじみするなァ」
ここまで来たら牛(モー)、虚無の歌 ルバイヤート(小川亮作訳)しかないでしょう。第110歌です。
❸ 大空に月と日が姿を現してこのかた
紅の美酒(うまざけ)にまさるものはなかった。
腑に落ちないのは酒を売る人びとのこと、
このよきものを売って何に替えようとか?

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