3530.チェンマイ銀砂館の日々■<月レポ1月号> 2021/02/01
きのう書いた月レポ・新年号の書出し部を、チョイ紹介してミッカ。
【今月の歌】とユーchapterから始まるのは、ジジイの月レポの約束事である。
◆鉦鳴らし 信濃の国を行き行かば ありしながらの母見るらむか(窪田空穂)
これを“春の歌”と分類する解説がある。異国の路を彷徨っていると、背の高いススキのよ
うな草の中に、母を思うことがある。
◆新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事(大伴家持)
(大意)新しい年の初め、初春の今日降る雪のように、良い事もたくさん積もれ
◆もうわずらわしい学問は捨てよう、
白髪の身のなぐさめに酒をのもう。
つみ重ねて来た七十の齢の盃(つき)を
今この瞬間(とき)でなくいつの日にたのしみ得よう?
(ルバイヤート/オマル・ハイヤーム 第141歌)…トッケイ屋も今月半ばには78歳。